上海で初めてのコスプレ:原神・鍾離
上海, 中国
上海で初めてコスプレに挑戦し、メイクと撮影から AI エフェクト、レタッチまで体験した。
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上海, 中国
上海で初めてコスプレに挑戦し、メイクと撮影から AI エフェクト、レタッチまで体験した。
北京, 中国
コーチとして2度目の世界大会。
コーチとして2度目の世界大会。
今年の世界大会の開催地には、去年以上にがっかりした。僕がコーチをやった二年間、開催地が一回はアメリカ、もう一回は中国ってどういうこと? 旅行先としてなら、僕はラピッドシティより北京のほうが圧倒的にいいと思う。でも北京にはもう何度来たか分からない。北京で学校に通ったことすらないのに、地下鉄2号線は少なくとも十周くらい乗った気がする。
世界のほかの場所へ行きたいんだけど!
まあいい。大学のおごりで、無料で中国へ帰れたと思うことにした。
今年のチームもアメリカ人三人だった。ここでは便宜上、アメリカ1号、2号、3号と呼ぶことにする。今回は予選突破までかなり順調で、アメリカ1号がほぼ一人で大暴れしてチームを引っ張った。詳しくは地区予選総集編を参照してほしい。
アメリカ2号は、前年からずっと僕のアルゴリズムの授業へ来ていた。かなり努力家で、僕が知っていることは全部教えた。僕の知識自体はそれほど多くないが、アルゴリズムの守備範囲だけで言えば、世界大会の銀メダル圏あたりで出る問題にも十分対応できる広さはあった。どれだけ身についたかは、あとは本人次第である。
アメリカ3号は、うーん、この三人の組み合わせでは役割がかなり小さかった。実装速度ではアメリカ1号にまったく勝てないので、キーボードを担当する出番はまずない。アルゴリズムの知識範囲ではアメリカ2号に負ける。その結果、このチームでは彼ならではの出番があまり残っていなかった。
運営が用意したホテルはものすごく豪華だった。僕たちの部屋は35階。記憶が正しければ、宿泊客が行ける最上階で、景色もかなりよかった。
運営は万里の長城への観光ツアーを用意していた。僕は即不参加。なぜでしょう。
そのあと大学のメンバーだけで小さなグループを作り、故宮へ行くことになった。僕はそれにもついて行かなかった。
正直、今回は一緒に行くべきだったと思う。でもその日は予定があったので、彼らだけで行かせた。「北京歓迎你」の時代から北京に蓄積されてきた英語力を信じることにしたのだ。出発前、副コーチに「お金ある?」と聞いたら、「ない」と言う。「WeChatは?」「あるけど、決済が使えるかまだよく分からない」「それでよく外へ出ようと思ったな?」
そこで手持ちの現金を全部、500元ちょっと渡した。まあ、一日遊ぶには足りるだろう。少なくとも入場料くらいは払えるはずだ。あとは好きに何とかしてくれ。
そういう遠出とは別に、僕は彼らを北京大学周辺の食べ歩きエリアにも連れて行った。ここで、英語が母語ではない僕の限界がはっきり出た。副コーチがミルクティーを飲みたいと言う。店は全部中国語で、追加できるトッピングは山ほどある。こんなの英語で何と言えばいいんだ! 結局、僕が言えたのは、「甘いよ。適当に選んで」だけだった。
競技当日も、僕は相変わらずかなり気楽だった。
とはいえ、去年よりは少し緊張していた。去年は完全に遊びに来たようなものだったが、今年はこのチームの成績に少し期待していたからだ。特に、アメリカ1号の実装速度は驚異的で、アメリカ2号のアルゴリズム力もしっかりしていた。
結果も期待どおりだった。4問を解き、公式順位では56位タイ。4問のチームは40以上もあったが、その大集団の中ではかなり前のほうだった。もし4問の全チームを通常のICPCのペナルティ順でさらに並べれば、総合60位くらいだったはずだ。僕が選手として初めて出た世界大会よりもいい成績だった。
残念ながら、北京大学は優勝できなかった。ホスト校のチームだけあって明らかに強く、全力を尽くしていたと思う。
そして北京を離れる時、最後に面白いことがあった。地下鉄の駅でスーツケースを引きながら人を待っていると、英会話スクールの営業らしい人が近づいてきて、「英語を勉強しませんか?」と聞いてきた。当時の僕は本当に若く、見た目も完全に学生だった。というか、実際まだ学生だった。
「英語は習いません。でも、先生は募集していますか?」
すると彼は、「うちは講師の採用基準がものすごく厳しくて」と長い説明を始めた。僕はあまり聞いていなかった。
最後に、なぜか彼は僕に「どこに住んでいるんですか?」と聞いた。単なる礼儀だったのか、営業として最後にもう一度粘りたかったのかは分からない。
「サンフランシスコです」
彼は黙った。三秒ほど固まってから、「からかってるんですか……」と言い、そのまま去っていった。
最初にわざわざ声をかけてきたの、そっちだからね!
上海で初めてコスプレに挑戦し、メイクと撮影から AI エフェクト、レタッチまで体験した。
今日は上海市普陀区にある「米游妙妙屋」に行き、人生初のコスプレを体験した。たぶん HoYoverse の公式店ではないけれど、HoYoverse 系の衣装はかなりそろっている。それだけでなく、ほかの作品の人気キャラの衣装もたくさんあった。
数週間前にネットで予約し、撮影セットと衣装もあらかじめ選んでおいた。今回コスプレするのは『原神』の鍾離だ。
到着したら、まずはメイク。メイクさんがウィッグネットで僕の髪を全部まとめ、そこから作業開始。そして1時間半が過ぎた。フルメイクって本当に時間がかかるんだな!
メイクが終わって鏡を見たら……これは単体ではとても見られない。最終的にどうしたいのかはなんとなく分かるけれど、このメイクは衣装と組み合わせて初めて成立するものらしい。顔は真っ白、アイラインは妙に強く、チークとリップまで入っている。しかも髪は全部ネットに収められ、顔の周りには一本も見えない。鏡の中にいたのは、清朝の宦官・李蓮英を映像作品で描くときのイメージそのものだった。
写真がなければ証拠もない。ひどすぎたので載せない。
次はカラコン。僕はかなり近視が強いので、度数が近いうえに色まで合うものがあるとは思わなかった。店の準備は本当に充実している。
そして衣装に着替える。ここで強く勧めたいのは、衣装は少し大きめを選ぶこと。公式のサイズ表に従って選んだ衣装には M と XL しかなく、僕のウエストはちょうど M の上限だった。ところが現地で履いてみると、ズボンが案の定入らない。正確には、かなり頑張ればギリギリ履ける。でも少し動いたり座ったりしただけで、股の縫い目がそのまま裂けそうだった。そうなったら衣装代は誰が払うんだ……。
そこでボタンを留めないことにしたら、だいぶ楽になった。上着で隠れて見えないので問題なし。
そして撮影。カメラマンもかなりプロだった。ポーズが分からなければ、どう動けばいいか、どうすればカッコよく見えるかまで教えてくれる。ただ僕は、カッコよさよりも「そんなにキメたらズボンが裂けない?」という心配ばかりしていた。
撮影後には30分の自由時間があった。誰も使っていない撮影セットなら、どこでも自由に使って写真を撮れる。セットの種類もかなり豊富だった。
これで体験は終了。衣装を脱げばそのまま帰れる。でも李蓮英メイクのまま外へ出るのは嫌だったので、その場でメイクを落とすことにした。クレンジングや道具は一通り用意されている。だが、僕はメイクの落とし方を知らない。完全に力任せで、垢でも出そうなくらいひたすらこすっていた。
最終的に肌の色が元に戻った気がしたので、そのまま店を出た。ところが夜、ホテルで顔を洗って初めて、粘膜に引いたアイラインがまったく落ちていなかったことに気づいた。自分では何も感じなかったのに、洗顔後にタオルで拭いたら黒い線が一本。そこからまた念入りに洗うことになった。
次は写真のレタッチ。店の公式サービスでは、プランによってレタッチしてもらえる枚数が違う。ただ、どのプランにも共通していることが一つある。待たされる。受け取れるのは少なくとも2週間後だ。
しかも公式のレタッチでは、僕が欲しかったエフェクトまでは付けてくれない。そこで別の人に頼もうとネットで探したが、お金を取って写真を加工する人たちも、こういうエフェクトはやっていなかった。結局、自分で AI を使ってエフェクトを付けるしかない。幸い、この時点では AI でもかなり自然に画像加工ができ、仕上がりも悪くなかった。そうでなければ、エフェクトは完全に諦めるしかなかったと思う。
当時の僕の使用感では、AI はエフェクトには強かったものの、人物レタッチはいまひとつだった。肌をきれいにして、体を細くして、脚を長くしてくれと頼んでも、まったく理解していないようで、完成画像は元の写真とほぼ同じ。そこで人物のレタッチだけは人に頼むことにした。エフェクトを頼まなくていいなら、引き受けてくれる人も見つかった。
こうして、まず AI でエフェクトを付け、そのあと人に人物をレタッチしてもらった写真が完成した。個人的にはかなりいい仕上がりだと思う。
しかし、僕はまだ甘かった。その後、店の公式レタッチが届いたので見てみると、これがとんでもなく強い。加工の度合いが、ネットで見つけたレタッチ担当をはるかに超えていた。ネットで頼んだ人は、お金を受け取って最低限の仕事をしたらそこで終了。一方、公式のレタッチ担当は、明らかに込めている愛が違った。
その仕上がりがこちら。
この加工の強さなら、実の母親でも僕だと分からないレベルだ。ここまでやれるなら、次は女性キャラをコスプレしてもまったく問題ない。撮影時に美顔加工を入れて、終わったらさらにレタッチすればいい。
古い漢詩を勝手にもじるなら――
レタッチの脚はすらり、盛れた目はきらり。
二枚並べて見たところで、男か女か、誰に分かろう。