アラスカ動物園、予想以上によかった

時間つぶしのつもりが、オオカミやトラ、ホッキョクグマに思いがけず楽しませてもらった。

数年ぶりに、またアラスカにやって来た。今回は前と違う場所に行ってみようと思ったけれど、そもそも前回どこに行ったのか、もう覚えていない。

今回いちばんよかったのは、アンカレッジのアラスカ動物園だった。最初はただの時間つぶしで、普通の動物園だろうと思っていた。それが、行ってみたらうれしい驚きがいくつもあった。

まずは、たくさんのオオカミ。

オオカミは一匹が遠吠えを始めると、ほかもみんなつられて鳴き始める。そこで、こっちも何度も遠吠えをまねしてみた。すると本物のスイッチが入って、もう止まらない。群れ全体で遠吠えが始まって、その迫力はなかなかのものだった。

それから、アムールトラも2頭見られた。

あちこち動き回るホッキョクグマも。

いや、かなりよかった。すっかり満足して動物園を後にした。

ヘリで氷河へひとっ飛び

ちょっと残念だった動物園から一転、ヘリでクニック氷河に降り立った。

何年かぶりに、アンカレッジへ戻ってきた。

前にここでやったことといえば、一番の目玉はアラスカ動物園だった。今回はクニック氷河を見に行くツアーも予約したので、アンカレッジでの楽しみが一つ増えた。

さて、そのアラスカ動物園。今回も行ってみたのだが、ここはどうも当たり外れが大きいらしい。前回来てからの間に資金難にでもなったのか、ずいぶん物足りなく感じた。まあ、単にこの日の運が悪かっただけかもしれない。

初めて来た時は、かなり衝撃的だった。オオカミの群れがいて、僕が遠吠えをまねしたら、群れ全体の大合唱が始まった。

で、今回は。オオカミは?

楽しみにしながら園内をぐるっと探して回ったのに、あのオオカミの囲いが見つからない。というか、一頭も見ていない。残念すぎる。

前は雪の上で餌を探しているトラも見た。で、僕のトラは?

ガラスの向こうのホッキョクグマも、今回はどうにもやる気が感じられなかった。前はあちこち登ったり動き回ったりしていたのに、今回は地面にべたっと寝そべったまま、ぴくりとも動かない。単にそのクマがのんびりしたい日だったのかもしれない。でも、オオカミも見当たらない、トラも見当たらない、おまけにクマのやる気まで見当たらないとなると、この動物園、どうしたんだろうと思ってしまう。

今、おすすめするかと聞かれたら、僕はしない。今回はほとんど何も見られなかったような気分で、残念だった。

続いて、予約していたクニック氷河のツアーへ。クニック氷河はアンカレッジの北東、チュガッチ山脈にあり、この辺りの大きな氷河の中ではヘリツアーで比較的アクセスしやすい場所の一つだ。ヘリで氷河のエリアまで飛び、そのまま氷河の上に着陸。降りたらすぐに見て回れる。時間の節約にはなる。お金の節約には、まったくならない。とにかく高かった。

でも、体験はすごくよかった。やっぱり、これだけお金を出すとサービスもしっかりしている。

近くには氷の洞窟がいくつもあった。足元はめちゃくちゃ滑る。

さっそく中へ。

この辺りを30分ほど見て回り、またヘリに乗って戻った。

アンカレッジ滞在はあっという間に終了。次はオーロラを見に、フェアバンクスへ向かう。