黄龍、水はどこへ?
黄龍風景区, 中国
理想の景色を写した案内写真に、最後の一撃を食らった。
場所 · 観光地 · 四川省
1件の記事 · 国: 中国
理想の景色を写した案内写真に、最後の一撃を食らった。
飛行機が着陸してから、山道を左右に揺られ続けること2時間。ようやく黄龍風景区に到着した。
来るタイミングがあまりよくなかった。当時の黄龍はまだ水量が少なかった。みんな山と水を見に来る場所なのに、目の前の彩池にはその水がほとんどない。黄龍といえば、何層にも連なる石灰華の彩池が有名だ。水が十分にあれば、段々になった彩池や浅瀬を流れて、とてもきれいな景色になる。ところが僕らが訪れた時期は、道中にある彩池の多くがほぼ乾いていた。この日に見られた水は、だいたいこれくらいだった。
そして、ここでまさかの理想状態との比較画像である。もちろん正式な比較写真ではないのだが、現地の景色と並べて見ると、もうそうとしか思えない。水が少ない日に来た人ががっかりするかもしれないと、景区側も分かっているのではないか。そんな気がするほど、水が十分にあるときのきれいな写真が現地に飾られていた。
差はほんの少しだけ……いや、かなり大きい。現実にない水は、写真を見ながら脳内で補うしかなかった。
そして普通にがっかりしたまま帰った。どんでん返しも、その後の展開もない。